ワークショップ:「生活者から見た電車・鉄道・公共交通」
〜 鉄道はヒトを運び、モノを運び、ユメを運ぶ
Updated 2005. Nov. 16.
開催日時: 2005年11月22日(火) 16:00-18:00
場 所: 六本木ヒルズ (
慶應SFC ORF
の企画の一つです)
趣 旨:
電車や鉄道などの公共交通機関を、乗客などの利用者を含む生活者の視点から 見直します。近代化と共に始まった鉄道は、イギリスから世界へ、またわが国 でも新橋・横浜間から日本全国に広まっていきました。その背景には産業や社 会の変化と人々の暮らしがあります。戦後の日本だけをとっても、電化の普及、 新幹線の開通、国鉄の民営化、マイカーや航空機の普及と鉄道との競合、都市 化に伴う地方から都市への大量の流入と都市部での満員電車や赤字ローカル線 問題など、マクロ的にもさまざまな変化が起きています。一方、電車内に目を 転じると、携帯電話や痴漢、シルバーシート、席の7人掛け、化粧をする人等、 マナーを中心としたミクロな問題もみられます。こういった問題をさまざまな 視点から検討し、過去の歴史から学ぶだけではなく、未来に向かっての在り方 を議論する場を共有したいと思います。
講演概要と講演者
「ワークショップの概要と趣旨」
安村通晃: 慶應義塾大学 環境情報学部教授 (インタラクションデザイン)
「鉄道発展の歴史」
野村 亨 : 慶應義塾大学 総合政策学部教授 (鉄道史)
「地方鉄道の現状と将来」
片岡正昭: 慶應義塾大学 総合政策学部教授 (地方政府論)
「JR東日本の先端サービス研究」
中川剛志: JR東日本 研究開発センター 課長 (ユビキタスソリューション)
「未来の交通システム」
清水 浩 : 慶應義塾大学 環境情報学部教授 (電気自動車、未来交通論)
「通信とHIからみた電車と鉄道」
小川克彦: NTTサイバーソリューション研究所 所長 (ヒューマンインタフェース)
「女性通勤客からみた電車と駅」
山本貴代: 博報堂 生活総合研究所 上席研究員 (生活者研究)
「動物行動学からみた通勤電車」
小林朋道: 鳥取環境大学 助教授 (動物行動学)
「社会心理学からみた通勤電車」
野島久雄: 成城大学 教授 (社会心理学)
主 催:慶應義塾大学SFCインタラクションデザインラボ(iDL; 安村研)
備 考:
本ワークショップは、慶応SFC
ORF(Open Research Forum)
の一環として行なわれます。
参加方法: まず
ORF(Open Research Forum)
のWebページで参加登録をして下さい。当日、会場に直接お越し下さい。
キーワード:
鉄道、通勤電車、満員電車、痴漢、女性専用電車、携帯電話、 マナー、化粧する女、安全、踏切、 ローカル線、乗客、赤字路線、座り方、つり革、駅前、切符、 事故案内、バス、LRT、改札口、 吊り広告、新幹線、SUICA、駅弁、ターミナル駅、終電、始発 、時刻表、ホーム、コンコース。