嬉しいキーボード (Happy Hacking Keyboard)
日本の住宅やオフィスは、欧米に比べて狭い。狭いところへコンピュータが
たくさんあるので、例えば、一つの机に2つ以上のコンピュータを置くなどは
珍しくない。このとき、一番、邪魔になるのが、キーボードである。マウスも
スペースを取る点では問題といえば問題ではあるが、キーボードの場合は、
ふだんほとんど使わない、10キーやファンクションキーなどが余分なスペースを
しっかり作っているのだ。
その典型が Sun のキーボード。大きさが、なんと 506mm X 174mm もある。
本当に必要な、アルファベット、数字と記号、スペース、Return, Control ,Tab,
Shift などだけの部分を図ると、大体、295mm x 105mm 程度で済んでしまう。
A4 版の紙を縦方向に折り畳んだサイズだ。こんなキーボードが欲しいとかねがね
思っていたところ、昨年、和田英一先生のデザインによる Happy Hacking Keyboard
が世の中にお目見えした。発注時のゴタゴタで入手したのが、この夏の始めであるが、
使ってみると非常に快適である。
なにしろ、私の普段使っている机には、Sun と Mac が同居していて、ほとんど
二つのキーボードが重なりあってしまうくらいであったのが、このHappy Hacking
Keyboardに変えたとたんに、机がすっきりしてしまった。現在、出荷されているのが、
Sun用とPC用だけなので、Mac用のHH Keyboardの製品出荷が待たれる今日この頃である。
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Sun のキーボード
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Happy Hacking Keyboard